白髪や伸びてきた根元が気になるたびに、毎回毛先までカラーをしていませんか。
ヘアカラーというと「髪全体を染めるもの」というイメージがありますが、すでに染まっている毛先まで毎回カラーする必要があるとは限りません。
新しく伸びてきた部分だけを染める。
それが、リタッチカラーです。
見た目はとてもシンプルな技術ですが、カラーを長く楽しみながら髪への負担を必要以上に増やさないために、とても大切な選択肢です。
この記事では、リタッチカラーを取り入れる意味と、全体カラーとの使い分けについてお伝えします。
リタッチカラーは「必要なところだけ染める」方法
リタッチカラーとは、前回カラーをしてから新しく伸びてきた根元を中心に染める方法です。
白髪が伸びてきた。
黒い根元が気になってきた。
でも毛先の色はまだ気に入っている。
そんなとき、必ずしも毛先までカラー剤をつける必要はありません。
すでに希望する色になっている部分はそのままにして、必要な根元だけを染める。
カラーをする範囲を必要な部分に絞れることが、リタッチの大きな特徴です。
毎回、全体カラーをする必要はありません
もちろん、全体カラーが必要なときもあります。
毛先の色が大きく抜けてきた。
色味を変えたい。
明るさを変えたい。
根元から毛先まで色のバランスを整えたい。
そんなときは全体を染める意味があります。
一方で、毛先の色に大きな問題がないのに、習慣として毎回全体を染めているのであれば、一度見直してもいいかもしれません。
カラー剤を使用する範囲を必要なところだけにする。
これは、何か特別なケアを足すのではなく、必要のない施術を増やさないという考え方です。
全体カラーとリタッチを使い分ける
大切なのは、
「リタッチの方がいい」
「全体カラーはしない方がいい」
と決めてしまうことではありません。
今の髪に何が必要なのかで使い分けることです。
たとえば前回、毛先まできれいにカラーをして、まだ色味も明るさも気にならない。
今回は伸びてきた根元だけをリタッチする。
その次に毛先の色落ちが気になれば、全体カラーで整える。
このように、髪の状態を見ながら施術する範囲を決めることができます。
毎回同じメニューを繰り返すのではなく、その日の髪に必要な施術を選ぶ。
それだけでも、カラーとの付き合い方は変わります。
40代からは、毛先の履歴も考える
髪は根元から伸びてきます。
肩につく長さやロングヘアの場合、毛先は何年も前に生えてきた髪です。
その間にカラー、アイロン、ドライヤー、紫外線、摩擦など、さまざまな影響を受けています。
40代以降になると、白髪染めやカラーの頻度が増える方もいます。
だからこそ、根元の白髪をきれいに染めることと同時に、すでに何度も施術している毛先をどう扱うかも大切です。
新しく伸びた部分にはカラーが必要。
でも、すでに染まっている部分には今回は必要ない。
そう判断できることも、長くカラーを続けるための一つの方法です。
「何をするか」だけでなく「何をしないか」
髪をきれいにしたいと思うと、新しいトリートメントやヘアケアを足すことに目が向きやすくなります。
でも美容室でできることは、何かを足すことだけではありません。
必要のない毛先にはカラー剤をつけない。
必要な部分だけを染める。
今の髪に必要のない施術を増やさない。
リタッチカラーは、とてもシンプルですが、tweed tokyoが大切にしている「足すより、外す。」という考え方ともつながっています。
全体カラーか、リタッチか。
メニューの名前から決めるのではなく、その日の髪を見て必要な方を選ぶ。
これからもカラーを楽しむために、私たちはこの積み重ねを大切にしています。

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