カチオン界面活性剤は危険?トリートメントの正しい付き合い方。

自然な動きのあるブラウンヘアのイメージ

当店では、抜け毛・細毛・白髪・ダメージ毛・かゆみ・湿疹など、髪や頭皮に関わるさまざまなお悩みに向き合っています。

髪の状態を考えるうえで、土台となる頭皮環境はとても大切です。

頭皮環境の変化には、年齢やホルモンバランスだけでなく、ご自宅でのヘアケアや、サロンで繰り返してきた施術の積み重ねが関わっていることもあります。

女性の髪や頭皮は30代半ばごろから少しずつ変化を感じやすくなりますが、最近では20代から悩みを抱えている方も珍しくありません。

ただ、多くの方が「なぜ今の状態になっているのか」を知る機会がないまま、年齢や遺伝のせいだと感じてしまっています。

情報を探して色々試し、サロンを転々としながらも、なかなか納得できる答えに出会えなかった方を、私たちは数多く見てきました。

今回は、日々のトリートメントと上手に付き合うために知っておきたい「カチオン界面活性剤」についてお伝えします。

目次

トリートメントの「しっとり・サラサラ」を作っているもの

トリートメントには、ケラチンや植物エキスなど、髪に良さそうな成分がたくさん配合されています。

けれど、あのツヤ、しっとり感、指通りのなめらかさを作るうえで重要な役割をしているのが、「カチオン(陽イオン)界面活性剤」です。

ご自宅のシャンプーやトリートメントの成分表示を、一度ご覧になってみてください。

ベヘントリモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド、セトリモニウムクロリド、ポリクオタニウムなど、名前はさまざまですが、カチオン系の成分が使われている製品は多くあります。

身近な製品にも使われている成分です

カチオン界面活性剤は、柔軟剤や消臭剤など、暮らしの中のさまざまな製品にも使われています。

髪では、表面をなめらかに整え、指通りやまとまりを良くする目的で、トリートメントやヘアカラー、パーマ剤などにも使われています。

もちろん、カチオン界面活性剤そのものを悪者にする必要はありません。

髪の質感を整えるうえでは、とても便利な成分です。

ただし、髪や頭皮に残りやすいものもあるため、使用量や頻度、他のコーティング成分との重なり方まで含めて、バランスよく付き合うことが大切だとtweed tokyoでは考えています。

「足しすぎ」が、髪と頭皮の負担になることも

カチオン系の成分を含むトリートメントや、その他のコーティング成分を毎日重ねていくと、髪に少しずつ皮膜が蓄積していくことがあります。

重なりすぎると、

  • 髪が重く、ペタンとしやすい
  • 皮膜が厚くなり、ゴワつきを感じる
  • ベタつきやにおいが気になる
  • 髪が乾きにくくなる
  • 頭皮のコンディションが安定しにくい

といった変化を感じることがあります。

「ケアしているのに、なんだか調子がよくない」

そんなときは、何かが足りていないのではなく、少し足しすぎているのかもしれません。

Re:set ケア+で、まず「足す前に、外す。」

Re:set ケア+のfirst stepは、髪や頭皮に重なった皮膜や残留物を丁寧に取り除き、一度すっぴんに近い状態へ整えることです。

tweed tokyoでは、これを「リセット」と呼んでいます。

蓄積したコーティングを丁寧に取り除き、そのうえで、今の髪と頭皮に本当に必要なものだけを選んで補っていきます。

何かをさらに重ねる前に、一度余分なものを外して状態を整える。

「足す前に、外す。」

これが、Re:set ケア+の基本的な考え方です。

やめるのではなく、上手に付き合う

現代のヘアケアで、カチオン系の成分をすべて避けるのは現実的ではありません。

そして、避ける必要があるとも考えていません。

大切なのは、便利な成分を使いながらも、必要以上に重ね続けないこと。

そして、髪や頭皮の状態に合わせて、ときどき余分な皮膜や残留物を取り除き、フラットな状態へ戻してあげることです。

やめるのではなく、上手に付き合う。

そのバランスを、ご自宅でのヘアケアも含めてサロンでお伝えしています。

髪や頭皮の調子がなかなか整わない方は、一度「何を足すか」ではなく、「何が重なっているか」という視点から見直してみてください。

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